- 出演者
- 小山径 一柳亜矢子 坂下恵理
全国の気象情報を伝えた。北海道小樽の様子。
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- 小樽(北海道)
北上市にあるパン製造販売会社は、配達担当者から山林火災の避難者を支援したいという申し出を受けて急遽追加で作ることになった。計880個を参加した27人の職人たちが未明までかかって完成させた。パンは市内の5つの避難所に届けられ、無料で避難している人に配られる。
山林火災が続く岩手県大船渡市の特産のわかめが東京・銀座にある岩手県のアンテナショップ・いわて銀河プラザで販売され、訪れた人たちが現地の生産者などに対し応援の声を寄せていた。売り上げの一部は大船渡市に寄付される。
空気が乾燥し、県内でも山林火災が相次ぐ中、伊那市で自治体や消防の関係者がパレードをして予防を呼びかけた。パレードに先立ち県や自治体、消防などの関係者約40人が参加して県の伊那合同庁舎で出発式が行われた。県によると、おととし1年間に県内で発生した山林火災は39件で、内19件が3〜5月に発生した。ことしも先月28日に上田市で野焼きの火が近くの山林に飛び火して燃え広がる火事があり、火が消し止められるまでに3日かかった。
クリスマスローズの直売会が丸森町耕野地区にある生産販売施設「百目木ガーデン」で今日から始まった。訪れた人たちは、様々な花をゆっくりと見比べ、気に入ったものを選んでは買い求めていた。1鉢1000円~5000円ほどで販売されていて、水はけの良い場所で育てると1ヶ月以上は綺麗な花を楽しめるという。この直売会は明後日まで開かれている。
若い世代で深刻になっている自傷行為。中でもリストカットの傷跡は辛い時期を過ぎた後も特徴的な傷が長期間に渡って当事者を苦しめることがあるという。中学3年生の時にリストカットをしたことがある30代男性は、成長してからも手首の傷痕を見るたびに辛かった当時の記憶が蘇ってしまうと話した。リストカットの傷跡は皮膚の深い所まで達している事があるため、治療が難しいという。形成外科医の村松医師は、こうした患者の悩みに応えようと再生医療の技術を応用して患者から採取した皮膚で作る培養表皮を使った治療を考案した。今年1月にこの治療を受けた50代の女性は、10代の頃のリストカットの傷を隠すために40年近く長袖を着て生活してきたそう。傷跡が原因でアルバイトに採用されなかったなどがあったというが、治療を受けることで今後は傷跡を気にせずにやりたい仕事に就きたいと話していた。
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- NHK NEWS WEB江東区(東京)
能登半島地震と豪雨で被害を受けた白米の千枚田で、今年の秋の収穫に向けた農作業が今日から始まった。白米の千枚田は、能登半島地震で約8割の棚田に亀裂が入るなど被害が出たため修復が行われたが、去年の稲刈りの直後に豪雨で棚田が崩れるなど再び被害を受けた。水戸と呼ばれる部分が豪雨で崩れるなどしたため、今日は5人のメンバーが土のうを置いたり、新たに水戸を作り対応した。今後も復旧作業を進めたうえで、去年と同じ120枚の棚田で今年5月ごろに田植えを行なう予定だという。
能登地方の6つの市と町では、能登半島地震の後の1年間で40代以下の人口が4000人近く減り、その前の1年間と比べて約1.8倍のペースで減少が進んでいることが県のまとめで分かった。県によると、一昨年12月に国立社会保障人口問題研究所が公表した2050年までの人口推計では、2027年にほぼ同じ人数になると予測されていて2年ほど速いペースで減少していることになる。石川県企画課は、自身と豪雨の影響で能登地方の若い世代の人口減少が加速化していると分析したうえで、若い世代の意見を聞きながら6市町と連携して対策を講じていきたいとしている。
南海トラフ地震などの災害時に、建物が使用できなくなった場合に備えて愛南警察署は、代わりの説として閉校になった小学校の校舎を使えるよう街と協定を結んだ。南海トラフ地震は、愛南町で最大震度7が見込まれ、川沿いにある愛南警察署では津波による浸水も想定されている。警察によると、今後は校舎に警察の装備品や食料などの備蓄を進めるほか、災害時には警察の指揮所などを設置して救助の活動拠点として活用するという。警察が並行した学校の校舎を災害時の拠点として活用する協定を結んだのは県内で初めてで、愛南警察署は今後、校舎を活用した訓練などを行い、災害に強いまちづくりを進めていきたいと話している。
宮崎県は地震や津波への対策に役立てるため、去年12月から今年1月にかけて沿岸部の市や町に住む県民を対象に意識調査を行い、3108人から回答があった。この中では去年8月8日の地震についても質問していて、74.6%が津波注意報が発表された際に「避難しなかった」と回答した。理由については「警報ではなく注意報だったから」や「安全な場所にいたから」が多かった一方で、「自身の体力や健康」や「介護や育児を要する人と行動していた」ことを理由に「避難が困難だった」と回答した人が全体の8.8%に上った。東日本大震災を教訓に県内でも津波避難ビルの指定や津波避難タワーの整備など避難対策が進められてきたが、依然として逃げ切れない人たちが多数いる可能性が調査結果で浮き彫りになった。調査結果について宮崎県は「避難に支援が必要な人への個別の避難計画の作成など、逃げられない人を少しでも減らす対策を進めていきたい」としている。
関西空港では、開港以来30年にわたり安全を確保するために続けられている工事がある。今月15日、乗客が少なくなった深夜に工事業者が集まった。ビルを支える柱のジャッキアップの工事をこれから8か月かけ600本以上実施していくという。なぜこのような工事を行うのか、岡田マネージャーは「関空島内は地盤が沈下している、建物に影響がでないように柱を持ち上げている」と話した。関西空港は大阪湾の沖合5キロを埋め立てて建設された。海底には柔らかい粘土と砂の層が深さ400メートルにわたっており、地盤改良できたのは一部に留まった。その影響で地盤沈下が進み滑走路が大きく歪んだ時期もあった。
関西空港で開港以来30年にわたり安全を確保するために続けられている工事について。地盤沈下の影響で第1ターミナルビルは開港から30年で約4メートル沈んだ。場所によって沈む量が事なるため必要に応じて柱を上げ安全を確保してきた。ただ、長年のジャッキアップにより壁も上がり、手の届かない位置までコンセントが上がってしまうといったことも。岡田マネージャーは「調整なども大変だが、この作業がないと運用が続かない」とした。海上空港の宿命とも言われる対策工事は当面続くことになる。
県教育委員会によると、県内ではこの春約5300人が公立の中学校を卒業する。このうち徳島市の富田中学校の卒業式では、卒業生130人の名前が1人1人読み上げられた後、代表の生徒1人が壇上に上がり、松尾真千子校長から卒業証書を受け取った。そして卒業生を代表して丸谷玲桜さんが感謝の言葉を述べた。
鳴門市役所を訪れたのは、先月に埼玉県で開催された日本最大級のさつまいもの品評会で、味わいや見た目などが優れているとして最優秀賞に選ばれた北林大輔さんと、生産性の高さなどが評価され最優秀賞に選ばれた谷村和紀さんの2人。鳴門市・泉市長が「なると金時のよさや地元の生産者の販売戦略が評価されたことは喜ばしい」と述べ、全国になると金時の魅力が広がってほしいと話した。
去年4月に熊本市中央区に開校した県内初の夜間中学「ゆうあい中学校」では、昨日初めての卒業式が開かれた。卒業式に臨んだのは外国籍の2人を含む10代~70代までの12人。小原ひとみ校長は卒業生に対し「年齢・国籍・入学の動機こそ違いがあったが、共通していたのは学びへの情熱だった。学びの原点を身をもって示してくれた皆さんを尊敬し誇りに思っています」とはなむけの言葉を贈った。
NHKの各放送局の気象予報士が撮影した写真を紹介。今回は大分・平和市民公園の梅、岩手・岩手山、北海道・函館の空の3つ。
気象情報。
再び列島ニュース。