能登地方の6つの市と町では、能登半島地震の後の1年間で40代以下の人口が4000人近く減り、その前の1年間と比べて約1.8倍のペースで減少が進んでいることが県のまとめで分かった。県によると、一昨年12月に国立社会保障人口問題研究所が公表した2050年までの人口推計では、2027年にほぼ同じ人数になると予測されていて2年ほど速いペースで減少していることになる。石川県企画課は、自身と豪雨の影響で能登地方の若い世代の人口減少が加速化していると分析したうえで、若い世代の意見を聞きながら6市町と連携して対策を講じていきたいとしている。