イラン情勢を巡ってアメリカとイランは戦闘終結に向けた協議をあすパキスタンで行う予定。トランプ大統領はイランによる事実上の封鎖が続くホルムズ海峡について、我々の合意とは違うなどと批判していて、双方の主張が異なる中で事態打開につながるのか注目される。イラン国営メディアは最高指導者モジタバ・ハメネイ師のものだとする声明を伝えた。その中で賠償の要求とホルムズ海峡の管理を続ける考えを強調するも、具体的な措置には触れていない。今回の停戦合意で大きな懸念材料となっているイランの支援を受けるヒズボラにイスラエルが攻撃した。レバノン当局は8日以降で303人が死亡したとしている。レバノンに関して、アメリカとイスラエルは停戦合意に含まれないとしているが、パキスタンやイランは含まれているとの認識を示す。イランのペゼシュキアン大統領は強く反発している。トランプ大統領はNBCテレビの電話インタビューで、8日にネタニヤフ首相と電話会談しレバノンへの攻撃をやめるよう求めたことを明らかにしたうえで、イスラエルがレバノンでの作戦を縮小していると主張した。茂木外相はイラン・関係国に働きかけを続けていきたいとしている。日本政府は中東情勢を受けた関係閣僚会議を開き、高市首相は「ホルムズ海峡を通らないルートによる原油の代替調達に最大限注力し、年を越えて石油の供給を確保するめどがついている」と改めて説明した。また塗料用シンナーに供給不安の声が出ているとして、赤澤経済産業相・金子国土交通相に総力を挙げて目詰まりを解消するよう指示した。
