群馬・館林の茂林寺沼及び低湿地湿原。水生植物や野鳥の貴重な生息地で、県の天然記念物にも指定されている。大泉高校植物バイオ研究部は館林市と連携して湿原の保全に取り組んでいる。6年まえから活動に参加しているが、キッカケは自生するかきつばたが外来植物が増えて減少していたためで、株を増やしたり、外来植物を取り除く活動を行ってきた。課題となっているのが葦で、放置するとかきつばたの住処を奪ってしまう。これまで葦は焼却処分されてきたが、大泉高はストローとして再生。しかし活用できたのはわずか1割だった。そこで微生物バイオ研究部の力を借り、きくらげの栽培に利用することにした。