都内の水害対策を調査。まずやってきたのは東京・北区。ここには荒川と隅田川が流れており、2019年10月に発生した台風によって氾濫の危機があった。その危機を救ったのが岩淵水門。この水門を閉鎖し、荒川の洪水が隅田川に流入するのを防いだという。今回は実際に水門を操作する場所を見せてもらうことに。また荒川の氾濫危険水位は7.7m、岩淵地点の最高水位が7.17mと当時は本当にギリギリだったとのこと。そのため洪水を一時的に貯留することができる調節池を第2、第3と建設中。また長年荒川の弱点と言われていた荒川橋梁を架け替え、堤防をかさ上げする計画が進められている。続いてやって来たのは東京・江東区の高潮対策センター。東京では高潮による危険がある低い土地が23区中約4割該当する。そんな東京では50年近く高潮の被害が発生していない。というのも水門が15ヵ所、防潮堤が約60kmと鉄壁の対策が行われているからである。
住所: 東京都北区志茂5-41-1
URL: http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/
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