セルフレジの万引きについて万引きGメンの伊東ゆうさんが解説する。伊東さんによると、コロナ禍を経てセルフレジの設置店舗が急増していて、それに合わせて被害も増えているという。セルフレジで万引きする人の怪しい行動として、周りの目を気にしたり、台に商品を散乱させるなどといったものがあげられる。操作に慣れない人は目線や緊張感など雰囲気から出ているため、万引きする人とは簡単に見分けがつくという。店側は声かけすることが重要。手口や狙われる商品を防犯スキルのために覚え、声かけやタイミングなどを指導すると良い。高価なものや流行り物が狙われやすく、今年は特に米やプロテインの被害が多いということ。菊地弁護士によると、故意の万引きの場合は窃盗罪にあたり、10年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科せられる。うっかりミスでスキャンせず持ち帰り申告しない場合は占有離脱物横領罪という罪に問われる可能性がある。伊東さんは「言い訳も通用しなくなってきている。うっかりでも警察呼ばれて事件化されることもあるので、1つ1つ丁寧にやっていただければ」などと話した。