生成AIの動画は知らずに拡散すると罪に問われる可能性もあるという。菊地幸夫弁護士によると芸能人がハグする映像などに関してパブリシティー権の侵害やハグしている人物、シチュエーションによっては名誉毀損の可能性もあるという。生成AIサービスを開発する岡安淳司さんは「手間をかけて生成・編集した画像・動画は本物と見分けがつかなくなっている。信じたいものを信じるというスタンスでSNSなどを見ていると非常に危険」などと述べた。ニセ動画に飛びつき拡散するリスクに警鐘を鳴らす。岡安淳司さんは「拡散する前に1回検索するなど裏をとってから行動することを心がける」などと述べた。岡安さんによると生成AIを実際に使ってみることも大事だという。使うことでどこが表現できないのか、違和感があるのかを知ることで注意して見る側面もある。精度の低い動画や写真であれば髪や手などの細かい部分でフェイクかどうか見分けることもできるという。生成AIを提供する側も人物の写真からは動画が作れないようにしているものもあるなど対策を進めているものもあるという。
