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「菊地愛美代表理事」 のテレビ露出情報

赤ちゃんの育児に追われて食事や睡眠を十分にとれないこともある産後の生活。そんなママやパパの居場所を作る助産院の取り組みを取材した。桐谷美玲さんは神奈川・寒川町にある「助産院ママナハウス」を訪れた。そこには生後7か月~1歳3か月の子どもを育てる7組の親子が集まっていた。この日行われていたのは、離乳食の無料提供「赤ちゃん食堂」。(※先着順で人数制限あり)。毎月2回開かれており、離乳食を食べる赤ちゃんとそのママであれば誰でも参加することができる。「いつから始めたら良いのかわからない」など、”離乳食”作りに悩む親たちの声を受けて2022年4月、「NPO法人・赤ちゃん食堂プロジェクトままな」の助産師、菊地愛美代表理事を中心に保育士や看護師の資格を持つスタッフなどでスタートした。菊池さんは「まずは”1食代わる”ということが大事だと思った」と語る。この日のメインは鶏肉や野菜に塩とお酢を加えて煮込んだもの。すりつぶしたり刻んだり、月齢に合わせて提供している。 親たちに事前に赤ちゃんのアレルギーの有無を記入してもらい、何度も確認して作られている。赤ちゃん食堂のメリットは離乳食のレパートリーが広がるきっかけにもなること。ほかにも「なかなか食べてくれない」といった悩みにも助産師や保育士がアドバイスしてくれる。子どもたちの食後は大人のランチタイム。一人400円で食べることができるという。ママの食事中はフタッフが赤ちゃんの面倒を見てくれる。2児を育てる利用者の肥沼さんのご自宅を伺った。現在は育休中の肥沼さん、子どもと向き合い続ける生活の中で感じる孤独。赤ちゃん食堂はこうした「孤独」や「悩み」を共有し息抜きができる居場所にもなっている。代表の菊地さんは赤ちゃん食堂に来られない人たち、赤ちゃんを育てる生活困窮世帯への支援として、物資を月に2回配送するという取り組みも行っている。物資は企業や個人の寄付などで賄われている。菊地さんは「産後の孤立を取りこぼしがないように、ここに来られない人も含めて支援をしていきたい」と語った。

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