「破天荒」について、文化庁の調査によると6割以上が「豪快で大胆な様子」の意味で使われており、本来の「誰も成し得なかったことをすること」で使っている人は約2割だった。文化庁は「言葉の疑問解決室」というウェブサイトを立ち上げる方針で、本来と異なる意味で使われがちな言葉や使い分けに迷う漢字などを解説したサイトを目指すという。飯間浩明さんは「この言葉を使ったら伝わるという言葉を選べばいい」とし「本来の意味でないと思いながら罪悪感を持ちながら言葉を使うようになってしまうと望ましくない」と指摘した。文化庁の言葉の解説について疑問を持っており、約90年前の日本を代表する文豪の小説でも違った意味で使われていたことを挙げ「確実に相手に届く言葉を選んで使う方が有益で有意義なこと」と指摘した。