神奈川・鎌倉市で昭和初期に建てられた西洋建築として知られる「旧華頂宮邸」が秋から始まる屋根の修繕を前に特別に一般公開された。鎌倉市にある「旧華頂宮邸」は、昭和4年に当時の華族の一人・華頂博信侯爵の邸宅として建てられた西洋建築で、国の登録有形文化財に指定され鎌倉市が管理している。今年の10月から屋根の一部の修繕が始まるのを前に、きょう特別に邸宅の内部が一般公開された。木造3階建ての建物は、外の壁面に木の柱やはりが見られるデザインが特徴。内部には吹き抜けの階段ホールなどがある。一般公開は入場無料で、あすも午前10時から午後4時まで行われる。