- 出演者
- 荒木さくら
きょうの関東甲信は各地で35度を超える猛暑日となり、明日の朝にかけても広い範囲で熱帯夜が予想されているため、夜間も熱中症への対策を続けるよう言及。あす未明にかけて雷を伴った激しい雨が降る見込みで、土砂災害などに十分注意が必要。きょうの関東甲信は太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、晴れて各地で気温が上がった。日中の最高気温は東京・府中市で38度、埼玉・越谷市で37.8度、神奈川・海老名市で37.6度などと各地で猛暑日となった。最高気温が36.6度に達した群馬県桐生市の屋内プール。県内の公立の小中学校がきょうから夏休みに入り、家族連れや子供たちで賑わった。関東甲信ではあすの朝にかけても気温が25度を下回らない熱帯魚が予想される。また、あす日中の最高気温は埼玉・熊谷市で37度などと引き続き暑くなる見込み。気象庁と環境省は、あす熱中症の危険性が極めて高まるとして、茨城県と山梨県に熱中症警戒アラートを発表し対策を呼び掛けている。
日本有数の水揚げ量を誇る千葉・銚子の銚子漁港で恒例の「大潮祭」が行われ、漁業関係者などが大漁や海の安全を祈願した。「大潮祭」は干満の差が大きい旧暦6月15日の大潮に合わせて行われる恒例の祭りで、午前6時、地元の信仰を集める川口神社に水産業に携わる人たちなど約500人が集まった。重さ1tを超える神輿が練り歩き銚子漁港に到着。漁港の市場では、海水を御神酒に見立てた「お潮汲み」と呼ばれる神事が行われた。
埼玉・秩父市では、川の中に神輿を担ぎ入れて無病息災を願う伝統の「神輿洗い」が猛暑の中行われた。地域の夏の風物詩として親しまれているこの行事は秩父神社に350年以上前から伝わる。40人余りの若者たちが重さ400キロある神輿を担ぎ、川の中を約200m上流に向かって進む。そして川原にある祭場に到着すると、神輿に向かって水を掛けていた。
神奈川・鎌倉市で昭和初期に建てられた西洋建築として知られる「旧華頂宮邸」が秋から始まる屋根の修繕を前に特別に一般公開された。鎌倉市にある「旧華頂宮邸」は、昭和4年に当時の華族の一人・華頂博信侯爵の邸宅として建てられた西洋建築で、国の登録有形文化財に指定され鎌倉市が管理している。今年の10月から屋根の一部の修繕が始まるのを前に、きょう特別に邸宅の内部が一般公開された。木造3階建ての建物は、外の壁面に木の柱やはりが見られるデザインが特徴。内部には吹き抜けの階段ホールなどがある。一般公開は入場無料で、あすも午前10時から午後4時まで行われる。
数十年に一度だけ咲くとされるアオノリュウゼツランが、埼玉・坂戸市の民家で黄色い花を咲かせている。アオノリュウゼツランはメキシコや米国南西部原産の植物で、数十年に一度だけ花を咲かせるとされている。埼玉・坂戸市の斉藤喜一さんは50年以上前にもらったアオノリュウゼツランの苗を植えていたが、今年5月ごろから急に茎が伸びはじめ、約2か月間で高さ8mほどになったという。今月12日ごろからは黄色い花が咲きはじめ、今は6割ほどが開花しているという。
気象情報の番組宣伝。