- 出演者
- 江原啓一郎
気象庁によると日本海側から延びる前線が関東甲信付近にあり前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になっている。この時間、山沿いを中心に局地的に雨雲が発達している。関東甲信では今夜9時ごろにかけてと、あす夕方から夜にかけて1時間に30ミリの激しい雨が降るところがある見込み。あす夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで関東北部と南部で60ミリ、甲信で50ミリと予想されていて雨雲が予想以上に発達した場合などには警報級の大雨になる可能性があるとしている。気象庁はあす夜にかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけている。
リニア中央新幹線を巡っては、静岡県が川勝前知事の時代にトンネル工事などに伴う自然環境への影響が懸念されることを理由に県内での着工を認めない状況が続き、国はJR東海が行う水資源などの保全対策をチェックするための有識者会議をことし2月に新設した。会議は発足以降、静岡県の現場の視察などに取り組んできたが委員3人が山梨県早川町の南アルプストンネル山梨工区を視察した。この場所では工事で湧き出る水などの状況を把握するボーリング調査が行われていて、委員は水の量の計測方法などについて担当者から説明を受けた。会議はきょうの視察の内容をほかの委員とも共有して今後の議論に生かすことにしている。
房総半島の海をモチーフに地元出身のアーティストと住民が協同で制作した作品の展覧会が千葉県立美術館で開かれている。美術館の開館50周年を記念し千葉県出身のアーティスト、五十嵐靖晃さんと地域住民が協同で作り上げた作品など8点を展示している。展示会は9月8日まで開催される。