渋沢栄一の新一万円札が来週発行されるのを前に渋沢の出身地・埼玉県の大野知事らが都内の駅などで観光キャンペーンを行った。埼玉県はこれを機にゆかりの地をPRして観光客の誘致につなげようとJR有楽町駅前で大野知事は渋沢栄一のトレードマークともいえるシルクハットに燕尾服姿で登場し観光チラシが入った一万円札を模したケースを手渡した。深谷市では市のイメージキャラクターふっかちゃんがシルクハットをかぶって登場し誕生日を祝うイベントで新札の発行をPRした。県内外から集まった14のキャラクターたちが新一万円札に似せた大型のパズルに挑戦するなどして訪れた人たちと交流を深めた。

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千葉県の房総半島で受け継がれてきた伝統工芸品「房州うちわ」作りの体験会が館山市で開かれた。房州うちわ振興協議会が開いた。日本三大うちわの1つとされ地元の良質な竹の特性をいかした「丸柄」と呼ばれる持ち手が特徴。参加した人は21ある工程のうち骨組みに和紙を貼る「貼り」や「へり付け」など3つの作業を体験した。講師役の職人が小刀を使って「割竹」の実演も行われた。房州うちわ振興協議会の吉良明美さんは「房州うちわ作りの体験を通じて房州うちわがいろいろな人に知ってもらえたらいい」と話した。

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害獣として処分されるシカの狩猟方法や肉などの活用方法について若い世代にも関心を持ってもらう催しが埼玉県秩父市で開かれた。およそ40人が参加。秩父市では年間1,000頭余のシカを捕獲処分していて約5％が食肉・革細工の材料として流通している。わなにかかる仕組みを体験したりシカ肉の試食コーナーも。秩父青年会議所の原島達昭委員長は「一緒に生きていくためにはどうすればいいかを考えてもらいたい」などと話した。

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