千葉県の房総半島で受け継がれてきた伝統工芸品「房州うちわ」作りの体験会が館山市で開かれた。房州うちわ振興協議会が開いた。日本三大うちわの1つとされ地元の良質な竹の特性をいかした「丸柄」と呼ばれる持ち手が特徴。参加した人は21ある工程のうち骨組みに和紙を貼る「貼り」や「へり付け」など3つの作業を体験した。講師役の職人が小刀を使って「割竹」の実演も行われた。房州うちわ振興協議会の吉良明美さんは「房州うちわ作りの体験を通じて房州うちわがいろいろな人に知ってもらえたらいい」と話した。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.