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「夢二郷土美術館」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「夢二が描いた理想の女性像」。大正時代、美人画で一世を風靡した芸術家・竹久夢二。現在、夢二郷土美術館のコレクションを中心に187点を展示した展覧会「生誕140年YUMEJI展大正浪漫と新しい世界」が東京都庭園美術館で8月25日まで開催されている。きのうは夢二としては珍しい油彩画など中期までの美人画を見た。今回は充実期を迎える後期以降の作品に迫る。生涯を通して理想の女性を追い求めた夢二の集大成とは。
1918年、東京へ戻った竹久夢二は和洋折衷な独自の世界観を持つ美人画を描く一方で、セノオ楽譜の表紙絵も手がけていた。音楽のイメージに合わせて夢二がデザインしていた。夢二はデザイナーとしても人々を魅了した。1923年に起こった関東大震災では夢二自身も被災。連日、町や人々の様子をスケッチし、雑誌や新聞で被災地・東京の現状を伝え続けた。1924年、現在の世田谷区にアトリエ兼住居“少年山荘”を建築。
竹久夢二が自宅“少年山荘”のテラスを風景に描いたのが「憩い(女)」。当時流行の最先端だったモダンガールを描いた。同じ時期には意外な日常の美を描いた作品もある。「帰らぬ娘たち」は昭和初期の都会風俗の一コマを切り取った作品。夢二は関東大震災の後、画号を夢生に変えて新たな自分を模索していた。夢二郷土美術館蔵。
1931年、竹久夢二は待ち望んでいた外遊の機会を得た。米国の西海岸が描いた油彩画「西海岸の裸婦」を紹介。夢二が描いた現存する唯一の外国人の裸体油彩画。西洋人特有の肌や髪の色に苦心して描いた。夢二が外遊中に記したスケッチの一部が今回の展覧会で初公開されている。「ベルリンのアレクサンダー広場にて、6月24日(2−6)」を紹介。夢二は独自の画風を模索し続けた。夢二は帰国後、結核に倒れて1934年に永眠。
竹久夢二が「自分一生涯に於ける総括りの女だ」と語った集大成の夢二式美人画が「立田姫」。立田姫は豊穣の女神で、きゃしゃな姿態に帯や裾は夢二独特の黄金比で描かれている。東京都庭園美術館「生誕140年YUMEJI展大正浪漫と新しい世界」は8月25日まで開催。
住所: 岡山県岡山市中区浜2-1-32
URL: http://www.yumeji-art-museum.com/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月3日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
きょうのテーマは「夢二が描いた理想の女性像」。大正時代、美人画で一世を風靡した芸術家・竹久夢二。現在、夢二郷土美術館のコレクションを中心に187点を展示した展覧会「生誕140年YUMEJI展大正浪漫と新しい世界」が東京都庭園美術館で8月25日まで開催されている。きのうは夢二としては珍しい油彩画など中期までの美人画を見た。今回は充実期を迎える後期以降の作品に迫[…続きを読む]

2024年4月9日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本地域発ニュース
岡山県出身の画家・竹久夢二の生誕140年を記念した路面電車が岡山市で運行されることになった。車体や車内に竹久夢二の40余の絵が描かれている。

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