立憲民主党・野田代表は先週アメリカで行われた赤沢大臣の日米交渉について「やり取りよりも見た目の視覚的な印象は日本にとって非常にマイナスだと思う。MAGAの帽子を被って一緒に写真を撮って喜んでらっしゃる様子というのは大臣のお人柄だと思うが、一線を越えていると思う。総理が国難と言っているにも関わらず、残念ながらあのキャップをまんまとかぶらされてしまい、ホワイトハウスで写真を使われてしまっているということ自体は多くの国が注目しているときに朝貢外交をやっているように見えてしまったのは非常にマイナスだと思っていう」と指摘し、石破総理は「それはいろんな見方があると思う。いかにして日本の国益を実現するかというときにまず一緒にやろう、アメリカと一緒に日本はどのようにして国を発展させていくか、日米が共同でやることによりいかに世界に利益をもたらすかという話をしていかなければならない」などと述べた。さらに野田代表は「交渉体制にも問題があると思う。アメリカはベッセント財務長官・グリアUSTR代表の2人を選んだのに、なぜ日本は赤沢大臣だけなのか。加えて実際に訪米してみたら商務長官は出てくるわ、大統領は出てくるわじゃないですか」などと指摘。加えて野田氏は関税交渉を担う政府の職員に当時「専従スタッフがいなかった」と指摘した。