保険証の新規発行があすから停止され、マイナ保険証の本格移行が始まる。世田谷区では4月に4000件ほどだったマイナンバーカードの申請件数が10月には約9000件と2倍以上に増加している。従来の健康保険証は最長で来年12月1日まで利用可能。マイナ保険証やマイナンバーカードを登録していない場合でも、資格確認書で受診が可能。池袋の医療機関ではマイナ保険証を利用する患者は通院患者の3割。全国でみても15.67%にとどまっているが、患者への案内がスピーディーになったほか人為的なミスが減るなどメリットもある。高齢者施設からはマイナ保険証は盗難や紛失のリスクが高く預かれないとの声も聞かれた。荻原博子氏は解除は自治体に丸投げになっている、解除したい人は自分が住んでいる自治体で聞いてみた方がいいと話した。