東京都の小池知事は都議会定例会の最終日のきょう本会議に出席し、来月投票が行われる都知事選挙に3期目を目指して立候補する意向を表明した。小池氏は兵庫県出身で71歳。民放のニュースキャスターなどを経て1992年の参議院選挙に当時の日本新党から立候補して初当選した。その後、衆議院議員に転じて8期連続務めたあと舛添前知事の辞職に伴って行われた8年前2016年の都知事選挙で初当選し現在は2期目を務めている。小池氏は無所属で立候補する方針で記者団に対し公約をまとめ近いうちに伝えると述べた。 来月の東京都知事選挙に立候補する意向を表明している立憲民主党の蓮舫参議院議員は幅広い支援を得たいとしてきょう離党届を提出した。来週初めにも公約を発表したいとしたうえで「20年間の国会議員としての経験を生かし全力で臨みたい。東京はもっとよくなると考えていて子どもたちの育ちや学び、それに働く人のやりがいなどの分野で都政はもっとアップデートできる」と強調した。東京都知事選挙にはこれまでに広島県安芸高田市の元市長の石丸伸二氏、元衆議院議員の小林興起氏、タレントの清水国明氏、航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏が立候補の意向を表明している。またNHKの取材できのうまでにこのほか40人以上が立候補の意向を示している。50音順に一覧で紹介。東京都知事選挙は今月20日に告示され来月7日に投票が行われる。