福島・いわき市薄磯で石川県から帰ってきた平澤太一さんは、この日友人とスケボーをしていた。休憩中、話題は能登のボランティアのことに。友人は「確かに俺も東日本大震災被災者だけど記憶があんまりないから震災の現場を見ることも大切かなと思うから俺も1回行ってみたいと思う」と話していた。太一さんの目標はこの広場で音楽イベントを開催すること。平澤太一さんは「13年経ったいまこういうすごく被害があった場所でも新しい魅力ができてそこに魅力を感じる人達もいっぱい出てきて13年経ったら『こういう町になるんだよ』と薄磯を通して知ってもらいたい」などと話していた。山本恵里伽は、太一さんは東日本大震災の当時の記憶もほとんどないわけだが、そうした世代の人が意思を持って行動に移してくれているのが何よりも頼もしいと思った、等と話していた。