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「藤沢育成会」 のテレビ露出情報

テーマ「企業のまちづくり」。自治体ではなく民間の企業がまちづくりを手がける事例が全国で広がっている。神奈川県藤沢市にあるベーカリーのNOLAN。創業は1990年。市内に3店舗を構えている。2種類の天然酵母を使い分けるなど素材にこだわることで長年地元の人に愛されてきた。1年前にパナソニックが始めた地域密着ECサイト「ハックツ!」では、藤沢市では地元のお店のおよそ180店の商品を扱っている。利用者から注文が入るとパナソニックが手配した車が週に1度商品をお店から集荷して回る。商品は市内の受け取りスポットに集め、利用者はそこで商品を受け取る仕組み。商品に上乗せした手数料が、パナソニックの売り上げになる。受け取り場所は現在、藤沢市内に6ヶ所。1年で登録ユーザー数は1100人を超えた。パナソニックは10年前藤沢市の工場跡地にスマートタウンをつくり、民間によるまちづくりを開始。これまでテクノロジーをいかした配送サービスの実証実験をしていたが、「ハックツ!」でコミュニティの活性化に役立つよう進化させた。まちづくりに重要な雇用にも貢献している。商品の梱包などを障害者たちの就労施設で行っていて、地元の障害者の雇用も生んでいる。山形県鶴岡市では地域で設ける仕組みを作るため、ベンチャー企業のSHONAIがホテルや児童施設を整備している。さらにトヨタ自動車はAIや自動運転など先端技術を導入するための実証都市「ウーブンシティ」を静岡県裾野市に建設している。この企業によるまちづくりをさらに発展させようとパナソニックは、ハックツ!のツアーという意外な取り組みを始めた。

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