家の寝具を一時的に理想の寝具に変える方法を紹介。寝具に悩む阿部純子さんの家を訪問。悩みは「寝てるだけで腰が痛い」、「後頭部が痛い」、「仰向けで寝ると息苦しい」。原因を探るため寝室をチェック。問題点は寝返りが重労働になってしまっていること。女性は羊毛の掛け布団を使用しており、羊毛の掛け布団は羽毛布団と比べると少し重いとのこと。軽い掛け布団は寝返りがしやすいのでオススメ。また枕の問題点は首が詰まっていること。理想的な寝姿勢は立ち姿を横にした姿勢だといい、この姿勢をキープできる枕が理想だという。阿部さんには少し低めの高さの枕が丁度よいことが分かり、バスタオルを重ねて臨時の枕を作った。
マットレスを確認。阿部さんは敷きパット2枚に敷き布団、マットレスという構成になっている。ヒラノさんいわくマットレスの上に2枚以上重ねるのはNGだという。重ねているとマットレスと敷き布団の間に湿気が溜まり、マットレスの劣化を早める原因になるとのこと。さらに阿部さんの寝姿勢は肩が上がって腰に力が入っていると判明。ヒラノさんによると、マットレスの硬さ・素材が合わないと腰とマットレスの間に隙間ができて変に力が入ってしまうという。また敷き布団を重ねて使うと体圧分散機能など本来の機能が発揮できなくなってしまうとのこと。ヒラノさんは阿部さんの寝具をマットレスと敷きパットのみにし、薄手の毛布で微調整を行った。