“103万円の壁の見直し”を訴える国民民主党・玉木代表が女性との不倫疑惑報道で謝罪した。一部週刊誌で報じられ、おおむね事実と認めた。「ひとえに私の心の弱さ。妻にはすべて話し強く叱責を受けた。たぶん日本一、夫のために地元を守ってくれる妻。『一番近くにいる人を守れない人は国を守れない』との言葉を改めて胸に刻み反省し、政策が実現できるよう全力で取り組む」などと話した。党の会合でも謝罪し、出席者から辞任を求める声は出ず続投が了承された。きのう召集された特別国会では総理大臣指名選挙が行われ、30年ぶりとなる決選投票の結果、自民党・石破総裁が第103回総理大臣に選出され、昨夜「第2次石破内閣」が発足した。法相には鈴木馨祐衆院議員が初入閣。農水相には江藤拓衆院議員、国交相には公明党・中野洋昌衆院議員が初入閣。「自民党は今度こそあるべき国民政党として生まれ変わらなければならない。丁寧にそして謙虚に国民の皆さま方の安心と安全を守るべく取り組んでいく」と述べた石破首相は、政治資金収支報告書の不記載問題については「おのおのが説明責任を果たすため、政治倫理審再会の場を含め、あらゆる場を積極的に活用するよう促す」と述べた。