夏の参議院選挙を前に警察庁の楠芳伸長官は全国の警察本部長を集めた会議で、選挙期間中に要人を狙う事件が相次いでいることを踏まえ、襲撃事件を二度と起こさせないとして警護の徹底を指示した。また、川崎市でストーカー被害を周囲に相談していた女性の遺体が遺棄され、元交際相手が逮捕・起訴された事件について、結果として重大な事案への発展を防ぐことができなかったとして、相談があった場合には警察本部が確実に関与し、関係者の心情に寄り添って対応するよう求めた。