土曜日の審議はかなり珍しい提案で、与党側は今月13日までになんとしても衆議院で予算審議を終えたい。野党側はもっと時間をかけて丁寧に審議すべきとしていた。これを受け与党側が切ったカードが土曜日審議。もう一つが月曜の高市首相出席の集中審議。これにより例年通り70時間にしたい考え。集中審議は例年4~5日開かれており、例外の年でも3日間あったが、これが現状では月曜日の1日だけとなる。昨年の基本的質疑のテーマは1位が経済・物価で21%、次いで外交・安全保障が20%、3位が社会保障・子育てで16%の順だった。その後の一般質疑・集中審議では1位が社会保障・子育てで29%、次いで経済・物価と外交・安全保障がそれぞれ16%となっていた。よりミクロな国民生活に密接に関わるテーマが一般質疑・集中審議で話し合われていることがAIの分析で分かってくる。野党の質疑に限ってみると社会保障・子育てが32%とよりこの傾向が強まってくる。衆議院の後は参議院での審議が控えている。自民党の参議院の幹部は年度内成立に自信を見せているが、与党は参議院では過半数を持っていない。官邸関係者は、衆議院で好き勝手やったら参議院で痛い目にあうと指摘している。官邸として怖いのは参議院で間に合わず暫定予算を組むシナリオだとしている。
