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「街路樹診断士」 のテレビ露出情報

自治体などの依頼を受け樹木の健康状態を調査する街路樹診断士。年々調査の依頼が増えている。この日も異常があるかもしれない木を見つけた。街中の樹木が急増したのは高度経済成長期。都市化に伴って景観の向上や環境対策の目的で植えられてきた。しかし今そうした木の老朽化が進んでいる。一見健康に見えても中が腐ってコルク状になり倒木リスクが高いものも多い。更にアスファルトに覆われた町なかの環境が樹木にストレスを与えるため自然に生えているものに比べて寿命が短い傾向にある。しかし膨大な樹木を管理するのは簡単ではない。リスクの高い木は調査に1時間かかることもある。
こうした中、調査の手間やコストを軽減する技術の開発も始まっている。四国にある高速道路のサービスエリア。管理会社の職員が樹木の点検に向かった。この会社がおよそ170万本に及ぶ樹木を管理するため独自に開発した方法。まずソフトに木の種類や大きさなどを入力。そして木にダメージを与えない程度の力で引っ張る「すると木にかけた荷重と傾いた角度を自動で解析。測定にかかる時間は1本あたり3分程度。樹木に関する専門的な知識も必要ない。今後はこの技術をどう運用すれば効率的な点検につながるのか。現場の意見を踏まえて検討するということ。

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