神戸市は六甲山にシカがいなかどうかの調査に力を入れている。神戸市側にはシカは住み着いていないが、西宮市側や神戸市北部の山など隣接する場所では住み着き始めておりいつシカが現れてもおかしくない状況にある。そこでシカの足跡や糞、食べた跡などの調査を年間70回以上行っている。市の担当者は、伊吹山でそういった状況が既に発生しており、六甲山は市街地に近く住宅も多いので土砂災害を非常に懸念していると話した。シカの侵入経路になりそうなところに合計149台のセンサーカメラを設置しており、内半分は通信機能付きでAIを活用した最新タイプ。動物の動きを検知するとAIがシカの特徴とマッチするか判断しアラートを送信する。