台風7号による交通機関への影響について。鉄道ではウェザーニュースの予測で特に東北、関東、東海であさって土曜日の午前まで在来線などに大きな影響が出るとしている。JR東日本は明日、湘南新宿ラインの東海道線から高崎線の直通列車が終日運転を見合わせ、横須賀線から宇都宮線の直通列車は午前11時以降、全線で運転を見合わせる。東京メトロは東西線の東陽町から西船橋駅の間で午前10時半ごろから夜にかけて運転を見合わせる。新幹線ではJR東海は東海道新幹線の東京−名古屋間で始発から終日運転を取りやめることを決めている。名古屋−新大阪間は「のぞみ」と「ひかり」の運転を取りやめ、各駅停車の「こだま」を1時間当たり上下線それぞれ2本程度、普通車を全席自由席にして運転するという。JR東日本も午前11時ごろから最終列車までの間、東北、上越、山形新幹線の一部の列車を運休すると発表している。国内線では全日空、日本航空ともに羽田や成田を発着する281便の欠航を決めている。国際線では明日だけで合わせて91便がすでに欠航となっている。高速道路各社も通行止めを行う可能性があるとして予定の変更なども検討してほしいと呼びかけている。東京電力パワーグリッドは台風による停電などに備えて電源車やポータブル発電機などがすぐに使用できるよう準備を進めている。また、樹木などが電線に触れて電線が切れていた場合は大変危険なので近寄らずに東京電力まで連絡するよう呼びかけている。