お米の代わりに食卓に増えた食材について、アンケートでは50.5％がうどんが最も多く次いでパスタ、そうめん、パンなどが回答にあった。コメ不足の影響で、6年ぶりに今月8日に開催予定だった「八千代カレーフェスティバル」は中止を発表した。取引先からコメが調達できないと連絡があったことや、食中毒のリスクが非常に高いことが理由。1〜7月にかけて海外へのコメの輸出量は前年同期比で23％増え、過去最多だった。海外ではおにぎり店など日本食の需要が拡大しているが、SNSでは「国内にコメが無いのに輸出してるのなぜ」などの声があがっている。輸出米は国内用とは別に政府から補助金を出して農家に生産を依頼しているため、補助金に紐づいた輸出用のコメは国内向けに転用できない。新米の出荷について坂本哲志農林水産大臣は「来週からは北海道産や東北産といった主力銘柄も本格的に供給する」としている。実際に店舗を見ると、「スーパーマルサン 越谷花田店」では契約農家からは既に落ち着き、問屋から仕入れる分については関東産は少しずつ解消、東北産はまだ目処が立たないという。練馬区のアキダイでは「来週には落ち着く。来月には新潟などの産地から新米が出てくるため、値段も今よりは安くなる見込み」、港区の精米店・西須米店は「全国からの新米が届く10月中旬〜下旬には落ち着く見込み」としている。斎藤はこれから農家の高齢かも進み気候変動の影響も出てくるのでこの間に今回の反省を活かしてほしいと話した。