御影堂に安置された親鸞聖人像の裏側には、西本願寺が再建されてから400年受け継がれてきた常夜灯がある。消えないよう1日2回油を足している。緊急事態に備えて像を運ぶときに使う輿があった。像を運ぶには最低限4人は必要なため、毎日4人が宿直している。教山さんは堂内を巡回したら仮眠をとり、早朝4時から開門までの1時間半で朝のお勤めの準備を済ませる。裏で法要のためのマイクやスピーカーの音量を操作した。再びお堂を掃除し、開門の時間を迎えた。朝のお勤めを終え、教山さんは朝8時にお供えした仏飯を朝メシに食べた。