養子縁組とは、血縁関係のない子どもとの間に法律上の親子関係を作る制度。60代の女性は89歳の父親がいたが認知症となり女性が成年後見人となり財産を守ってきた。父親は一人暮らしを望み、女性は家に通い身の回りの世話をしていた。ある日、役所から書類が届いた。父親が知人男性と知らぬ間に養子縁組をしていたという内容。父親は身に覚えがないという。父は元機材メーカーの社長で知人男性とは仕事を通じて数年前に知り合い、家を訪れていた。父親の懐に入り込み、認知症は軽度であるという医師の診断書をとっていた。さらに、区役所に連れていき登録印鑑を変えさせていた。変更した印鑑で養子縁組の書類を作成し、勝手に届け出ていた。変更した印鑑を使い父親名義で3000万円を借り入れ、父親の会社の株式を譲渡する契約書まで作成していた。女性から相談を受けた木戸弁護士は養子縁組のハードルの低さを指摘。
