- 出演者
- 黒柳徹子 岡本多緒
オープニング映像。きょうのゲストは岡本多緒。
岡本多緒はヴィルジニー・エフィラと今年のカンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を共同受賞した。最優秀女優賞の受賞は日本人初となる。3年前に日本に帰ってきたといい、アメリカに15年ほど住んでいた。最後に住んでいた家は山火事が多い地域にあり、全焼してしまった。そんな時に映画出演が決まったとの連絡があったという。映画「急に具合が悪くなる」では森崎真理という舞台演出家の役を演じた。監督は濱口竜介。死に向かっていくという役を演じる中で、昔から死をすごく怖いと思っていた。そこともう一度対峙しないといけないという作業が自分の中で怖かった。映画を観た時、自分の死生観が変わったというよりは違う希望の抱き方ができるのではと思えたと話した。岡本多緒は千葉県出身で三姉妹の真ん中。4歳上の姉に「人って死んでいくんだぞ」と言われたのがきっかけ。年上の人に死というものを相談することが失礼なのではという感覚があったという。小学校2年生の時の学級文庫で手塚治虫の「ブッダ」を読んだ時、同じように死を恐怖と感じている人がいることを知った。そこから死生観について調べたりするようになったと話した。最優秀女優賞を受賞した時に一番喜んでくれたのは夫だった。常に1番のファンでいてくれるという。ニューヨークに住んでいた時、友人の紹介で知り合った。黒柳徹子との共通点はニューヨーク生活。黒柳徹子は当時のニューヨークでの生活を語った。地下鉄は怖くて乗れなかった。バスにはよく乗ったと話した。
岡本多緒はトップモデルとしても活躍している。2009年にはラルフ ローレンの広告モデルとなり、話題になった。当時、アジア人の起用は珍しかった。身長は177cm。父は178cmくらいだが、母は150cmもないという。両親は学生の時に芝居を学んでいたといい、言われたくないことを言われる。受賞について、おめでとうという連絡はあったが、それ以上言わないでと伝えたと話した。小さい時は背が高いことがコンプレックスだったという。当時はモーニング娘。が流行っていたといい、小柄の女性が可愛いという時代だった。中学生の頃にモデルデビュー。自信を持ちたいと思い、事務所に応募したという。自分らしくいられる場所を探し、最初はパリに行った。当時、東京で仕事をしていたが、日本のデザイナーよりも海外のデザイナーに評価をしてもらえる日が続いていた。そこで渡仏を決めたという。色んな洗礼があったといい、日本とは真逆な生活になった。そこからニューヨークへ行き、しばらくアメリカで暮らした。13年前、ハリウッドデビューを果たした。それまでは芝居に興味がなかったが、ヒロインの日本人役として映画「ウルヴァリン:SAMURAI」に出演。そこから芝居に魅了されたという。
岡本多緒は現在、妊娠9か月。長い間、不妊治療をしていたという。キャリアのことなどに悩み、両立できるか不安だったが、今は落ち着いた状態で子育てできると思っている。なるべくしてこのタイミングになったのかなと思っていると話した。日本には絶対帰ってこないと思っていたが、実際に帰ってきて、日本は良い国だなと思えるようになったという。
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