新しい家族層の形、花葬儀。空間デザイナー・片山智子は生前、故人の夫の葬儀を担当。その際の故人のイメージをもとに淡い色の花を中心に購入。会社のアトリエでほぼ完成させて葬儀場へ。実際に飾り付けが済んだ葬儀場へ行くと、柔らかい雰囲気の花の祭壇が作られていた。すべてオーダーメイドの花葬儀を始めたきっかけについて花葬儀代表・三上力央さんは「(22年前に)参列したお葬式が人柄も説明せずにお焼香だけあげていた。最後の場がそれで良いのかと思った」と話す。そこで故人一人一人に寄り添った花葬儀を始めた。費用は規模にもよるが140万円前後。