ブランチBOOK大賞2025は、野宮有「殺し屋の営業術」。主人公の鳥井は社内でトップの成績を取り続ける凄腕営業マン。ある日アポイントをとった客の家に行くとなかなか家に入れてもらえない。なんとか上がり込んだが、そこには客の死体と殺し屋たちがいた。鳥井は殺し屋の仕事おわり訪問してしまった。口封じのため殺されそうになるが、ふと聞こえた殺し屋たちの会話から、殺し屋たちを相手に交渉する。鳥井は殺し屋ビジネスの営業マンとなり命拾いするのだった。野宮さんは「実際の仕事と自分のやりたいことが噛み合っていないと虚無感というか苦しさを覚えるところと思ってて、本当にやりたいことを見つけていく中で自己実現の話でもある」等と話した。鳥井は殺し屋業界での情報収集や新規顧客の獲得など営業マンとして培ってきた能力を最大限に生かしノルマ達成に挑んでいく。そんな中、大手の組織との対決が描かれていく。しかしその過程で鳥井はこれまで気付かなかった新たな自分を発見していくことになる。野宮さんは、「ジェットコースターに乗る気持ちで読んでもらえたら嬉しい」等と話した。年末年始に続編の締切があるという。
