警察庁によると、自転車と歩行者の事故は2年連続で増え、去年2905件にのぼったという。悪質な違反行為への取り締まりも強化され、去年は2万4549件が摘発され、10年前に比べ3倍以上に増えたという。これまで、自転車の違法は、刑事責任が問われるいわゆる「赤切符」の対象で、手続きに時間を要するも起訴されるのは1~2%だったという。今回、自転車も、車や電動キックボードと同じく行政処分として反則金の支払いを求める、いわゆる青切符の導入などを検討するという。対象年齢が16歳以上となっている電動キックボードを参考にし、年内に提言をまとめる見通しとなっている。