警察庁のまとめによると去年全国では28万7000件余の交通事故が発生した。件数自体は年々減少傾向にあるが2500人以上の人が事故で犠牲になっている。鳥取県では548件で事故の件数自体は2年連続で減少しているが、死亡者は17人と2年連続で増加している。去年7月に鳥取市の国道で行われたドライバーに安全運転を呼びかける啓発活動。配られたのはナスで「スピードはお控えナスって」、10月には「視界を栗アに」と栗を配ってライトの適切な利用を呼びかけた。ダジャレを使った啓発活動を考えた鳥取警察署の竹矢秀雄課長は、だじゃれを使うことで少しでも興味を持ってもらえたらと話した。そんな竹矢課長が最初に考えたのがおおとし11月、警察署前で作った大根から「交通事故の大根絶」との言葉を思いついた。畑で何か作れば費用もあまりかからず広報できるのではと考えた。竹矢課長はこれをきっかけに次々ダジャレ広報を展開。こだわったのが身近にあるもので日常生活の中で思い出してもらいたいとの狙いがある。得意とはいえないダジャレを使った広報を続けてきた竹矢課長。突き動かしているのは交通事故犠牲者を1人でも減らしたいとの思い。笑顔を守るために笑顔になれるだじゃれで交通安全を呼びかけたいとする竹矢課長の挑戦は続く。今日から始まった春の全国交通安全運動では子どもを始めとする歩行者の安全確保や、自転車の交通ルールの遵守が重点項目になっている。
