宮内陽菜乃さん29歳は高校1年生の時から義足を使っている。義肢装具士・臼井二美男さん(東京・荒川区)は40年のスペシャリスト。東京パラリンピック・バドミントン銅メダル・藤原大輔さん、パラリンピック4退会出場・谷真海さん、リオパラリンピック6位入賞・大西瞳さんさんなど50人以上の義足を提供。カーボン製は軽く耐久性が高いが高価。子ども用でも20万以上する。臼井さんはナイロンに目をつけた。値段は1/3以下。9年がかりの研究でこの春実用化した。宮内さんは陸上大会で完走し、大阪市代表選手候補となった。臼井さんは「本当に可能性が広がるのでぜひ試着してほしい」と話した。