合計特殊出生率が23区で最も低かった豊島区。10年前には23区で唯一消滅の可能性があると民間グループの研究で指摘されていて、これを機に子育てしやすいまちづくりを政策の柱としてきた。特に力を入れたのが保育所の整備で、マイ保育所制度を始めるなどして待機児童は7年前からほぼゼロとなっている。さらにことし2月からは0歳児のいる世帯を支援員が毎月訪問するなどの支援を始めている。専門家は企業が賃上げをして若者を支える中で結婚・出産という選択が入るといった環境を作ることが重要などと話した。
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