「手筒花火」は愛知の東三河地方で450年以上、続いている伝統だ。豊橋市では「手筒花火」のさらなる知名度アップに、今年6月から「豊橋手筒花火カード」を記念撮影を行った人に手渡す取り組みを始めた。「手筒花火」の揚げ手はプロの花火師ではなく一般の市民で、およそ40人を紹介するトレーディングカードで表には「手筒花火」を抱えた勇壮な姿を、裏には普段の仕事や趣味を楽しむ姿がプリントされている。カードは1パック5枚入り500円で、駅のキヨスクなどで販売している。豊橋の「手筒花火」も、コロナの影響を大きく受けた。「以前の盛り上がりを取り戻そう」という狙いもある作られたカードは、今月半ばまでに800パックを販売し、売り上げは花火大会の運営費などに役立てるそうだ。