日本が開国することになった日米和親条約の締結から今年で170年、横浜港が開港して165年。横浜でペリー上陸や開港ゆかりのものなどを巡る。たますくの木はペリーが上陸した場所のすぐ近くに生えていたと言われている。165年前の開港の際、防波堤の前身である波止場が海に向かってまっすぐ2本設けられた。その後、湾曲した形に変更され、その形からいつしか「象の鼻」と呼ばれるようになった。その後も関東大震災などがあり徐々に形を変えているが15年前に明治20年代後半の姿に復元されている。この辺り一帯は象の鼻パークとして整備され観光地の1つになっている。現在の山下町一帯は外国人居留地に指定され洋館などが建ち並んでいた。旧横浜居留地48番館は1800年代後半に海外の貿易会社の建物として建てられたとされている。NHK横浜局が入る建物の中には当時の建物の様子が分かるタイルや暮らしぶりが分かる19世紀の瓶などこの遺構の近くで見つかったものが展示されている。
住所: 神奈川県横浜市中区海岸通1-1