- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
京成本線海神駅は船橋市の住宅地の中にあり一日およそ6000人が利用している。駅のすぐ脇には踏切があり、ラッシュ時には1時間に最大18本の電車が通り何度も遮断機が下ろされ、街の人からは「待ち時間が長い」「邪魔だなと思う」という声が聞かれた。しかし地域の子どもたちは少し違う。きっかけは5年前に作られた絵本、ふみきりくん。海神駅の踏切がモデルになっている。朝から晩まで忙しく働きみんなの安全を守っている踏切を描いた絵本で、累計で20万部以上、発行されベストセラーにもなった。ふみきりくんは地元の幼稚園でも大人気で、踏切によって地域には触れ合いも生まれている。どうして踏切が主人公の絵本を作ったのか。福音会書店編集者の大島麻央によると「作者が乗り物の絵本は子どもたちが大好きなので作りたいといったことから企画が始まった」と話していた。身近な踏切が安全を守ってくれていると誰もが感じられるようにと海神駅以外の踏切も数多く見て回りデザインに生かしたという。作者のもとには各地から子どもが踏切に興味を持つようになったとか踏切に親近感を覚えたといった感想が寄せられた。住民と鉄道をつないできた海神駅の踏切、今や地域だけでなく絵本を通じて広く親しまれている。作者のえのもとえつこは高齢で体調が思わしくなくてインタビューは難しいということだったが、「電車が好きな子どもたちなどに絵本に親しむきっかけにしてほしいです」とコメントを寄せた。
日本が開国することになった日米和親条約の締結から今年で170年、横浜港が開港して165年。横浜でペリー上陸や開港ゆかりのものなどを巡る。たますくの木はペリーが上陸した場所のすぐ近くに生えていたと言われている。165年前の開港の際、防波堤の前身である波止場が海に向かってまっすぐ2本設けられた。その後、湾曲した形に変更され、その形からいつしか「象の鼻」と呼ばれるようになった。その後も関東大震災などがあり徐々に形を変えているが15年前に明治20年代後半の姿に復元されている。この辺り一帯は象の鼻パークとして整備され観光地の1つになっている。現在の山下町一帯は外国人居留地に指定され洋館などが建ち並んでいた。旧横浜居留地48番館は1800年代後半に海外の貿易会社の建物として建てられたとされている。NHK横浜局が入る建物の中には当時の建物の様子が分かるタイルや暮らしぶりが分かる19世紀の瓶などこの遺構の近くで見つかったものが展示されている。
ムード歌謡歌手・タブレット純さんと秩父市のレトロな街並みを散策。東京から移り住んで着物のレンタル店を営んでいる関川亜沙子さんは秩父銘仙を身につけて街歩きをしてもらいたいと店を開いた。レトロなスポットを着物で堪能。国の登録有形文化財に登録されている昭和2年創業の食堂でクリームソーダを堪能。街歩きの最後、創業87年、地元で古くから愛されている人気の銭湯で疲れを癒やす。12月2日、3日は伝統の秩父夜祭。これに合わせて秩父銘仙のお祭「絹市」も開かれる(秩父市番場町内「買継商通り」「黒門通り」)。タブレット純さんが俳優・渡辺篤史さん、美空ひばりさんのモノマネを披露。
料理研究家・ワタナベマキさんが「白菜と鶏ひき肉のしょうが蒸し」のレシピを紹介。白菜は白い部分と緑の部分を切り分ける。鶏ひき肉、しょうが、醤油などを混ぜる。フライパンに白菜の白い部分をのせ、その上に鶏ひき肉ダネ、白菜の緑の部分の順に乗せ、ふたをして蒸し焼きにする。細ねぎをちらして完成。
「ひるまえほっと」の番組宣伝。