- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
「特集 秋の行楽シーズンに試してみて」などのラインナップが流れた。
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- 日本放送協会
東京・渋谷区の映像とともに、関東甲信越の天気予報を伝えた。
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- 渋谷区(東京)
行楽は勿論、毎日楽しめるお弁当のアレンジ術を紹介。教えるのは、弁当コンサルタントの野上優佳子と、料理研究家の高橋善郎。長年の経験を生かした野上は「マンネリ打破!」をテーマ。野上は弁当をテーマにした本の執筆や、弁当箱の商品開発など弁当のスペシャリスト。
1品目は麺料理を丸ごとお弁当に、マンネリ打破の「焼きそばパスタ」。パスタを使うことで、ひっつく原因のでんぷんを抑えながら調理できる。最初のポイントがパスタを半分に折ることで後から炒める時間を少なくし、でんぷんを出にくくする。程よく長さを短くすることでお弁当でも食べやすくする。時間どおりに茹でたら、水にくぐらせてパスタ表面のでんぷんを取り、ペーパータオルで水気を取り、さらにオリーブオイルを回しかけ油でコーティング。キャベツなどやわらかい野菜は大きめ、硬い野菜は細めにすることで火の通りが均一になる。フライパンに油を入れ豚肉を全体に広げる。豚肉はあえて大きめにするのがマンネリ打破のポイント。ふたをして中火にかけ、2分たったら豚肉をひっくり返し、にんじん、ピーマン、キャベツを順にのせ1分程蒸し焼きに、ざっくりと混ぜたら塩をふり一度取り出す。フライパンの汚れを軽く拭いて酒、しょうゆ、中濃ソースを加え中火にかける。ふつふつとしてきたらパスタを加え軽くソースをからめ、蒸し焼きにした野菜も加え、混ぜ過ぎ注意。仕上げに青のりや削り節で香りをプラス。お肉をどーんと盛りつければ弁当箱を開けた時の楽しみになる。
毎日が分刻みのスケジュールという高橋は、飲食店のオーナーシェフを務める一方、家庭では2児のパパ、休日にはトライアスロン選手として活躍。そしてこの春からは栄養学の理解を深めるため学校に通っている。作るのはたんぱく質たっぷり「5分でできる!チキンのパン粉焼き」弁当。スーパーやコンビニでもお馴染になったサラダチキンは調理済みで、時短調理にイチオシ。サラダチキンは手で一口大にほぐすことで調味料の絡みがよくなる。そこにパン粉の付きがよくなるよう、マヨネーズ、風味付けの練りがらしとしょうゆを加え、揉み込んでいく。ポイントは香草パン粉のような形でドライパセリ、粗びき黒こしょう、粉チーズを入れて軽く混ぜ合わせる。合わせパン粉をチキンの袋に半量入れ、軽くもみ、アルミ箔に並べたら残したパン粉をふりかけると、カリっと食感でチキンカツのような味わいになる。オーブントースターに入れ1200Wで3分程加熱していく。サラダチキンにはもう火が通っているので、パン粉に焼き色が付くまでを目安に加熱する。お弁当箱にごはんなどを詰める。レタスやポテトサラダ、ミニトマトなど副菜はお好みで。3分後、いい焼き色が付いてる。チキンのパン粉焼き弁当出来た。あとは5分以内で出来たのか見ると、4分31秒だった。
食欲の秋、この時期いちおしの季節の食材を使ったお弁当として、高橋が「まいたけのパラパラチャーハン弁当」の作り方を紹介。まず温かいごはんに調味料を混ぜていく。冷や飯を使う時は必ず温める。その方が調味料の馴染みがよくなる。ごはんにマヨネーズの油分で米をコーティングする事で、よりパラパラになりやすくなる。風味づけの醤油、香りづけの意味合いでごま油、少々塩こしょう、にんにくのすりおろし、チキンスープのもとを入れたら混ぜ合わせる。レンジでパラパラチャーハンに仕上げるポイントが溶き卵の入れ方。卵がごはん全体にかかってしまうとべちゃっとした仕上がりになってしまうので、必ずごはんの真ん中を空け、そこに溶き卵を入れてレンジをかける。水分の飛びがよくなるので電子レンジに入れる時はラップはしない。目安は600Wで約2分間。その合間に具材の準備。旨味たっぷりのまいたけは小さめにほぐし、彩りがきれいなカニかまぼこ、長ねぎも加える。2分経ったら卵を少しほぐし、全体を混ぜ合わせ、具材をのせ、混ぜ合わせずに、先ほどと同様ラップはせず600Wで1分。その合間に副菜のちくわの和えものを作る。今回はゆずこしょう、好みでラー油、ごま油でも可。白いりごま、桜えび、刻みのりを入れて和えるだけ。チャーハンの方はさっくりと混ぜ合わせると、5分で出来るまいたけチャーハン弁当の完成。
マンネリ打破の野上は季節の食材を使ったサンドイッチ。フランス料理では定番のりんごと豚肉の組み合わせ。りんごはたわしなどでよく洗い、2〜3cm幅に皮ごと切る。豚肉は火を通りやすく、縮みにくくなるよう筋に切り込みを入れ、更に柔らかくなるよう軽くたたく。塩、こしょうで下味をつけ薄力粉を両面まぶす。薄力粉をまぶすことで肉汁が逃げず、ソースがしっかり絡む。フライパンにオリーブオイルを入れ、中火にかけたら豚肉とりんごを加えふたをして2〜3分一緒に焼いていく。軽く焼き色がつくまで焼いたらくるみも加える。少し火を弱めふたをして3分。豚肉にしっかり火が通ったらフライパンから取り出しておく。火を止めたところに白ワイン、砂糖、マスタードを加え、再度火をつける。マスタードがソースのとろみづけになり、白ワインが豚肉の臭み消しにもなる。ここに豚肉とりんご、くるみを戻し、中火でソースをからませる。このあと味がしっかりなじむよう常温まで冷ますのもポイント。冷ましている間、パンにマヨネーズを塗り、パンが水けを吸うのを防ぐ。具材の並べ方も仕上がりの大事なポイント。縦に並ると、横に切った時にきれいな断面が出る。しっかり挟んでラップで包み、軽くおもしをして、冷蔵庫で10分ぐらいは休ませることで、パンと具がしっかりくっついてなじむ。10分冷やしたら切っていく。
古谷アナは「持ち運べる食卓。あれいい言葉ですね」などと話した。
お菓子料理研究家・森崎繭香による、かぼちゃのティラミスの作り方を紹介。デコレーション用の生クリームよりもゆるめのトロッとするくらいまで混ぜるのがポイント。生クリームは分けて混ぜる。容器にカステラを淹れ、コーヒーをかけたらカボチャのクリームを入れる。
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埼玉の視聴者撮影の映像を紹介。
高橋香央里アナは「私も娘にお弁当作るんですが、作ってる途中に覗き込んでくるんですよ。でもいつもワンパターンなので今回学んだことをぜひ試したいなと思いました」と話した。