- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
「特集ひるまえアーカイブ、映像で!あなたの思い出を探します」などのラインナップが流れた。
- キーワード
- 日本放送協会
NHKの放送が始まって来年で100年。テレビ放送が始まって70年あまり。「心を踊らせた紙芝居」など、視聴者から寄せられたお便りをもとにアーカイブの中の思い出を探す。
実家の隣の公園に、毎日紙芝居屋さんが来ていて、ジャムやミルクせんべいも一緒に売っていたが、父親が許してくれず、買っていいのは水あめだけだったなどという視聴者からのお便りを紹介した。紙芝居は、戦後が最盛期だった。昭和43年に、ニュースで放送された映像。紙芝居屋さんが団地の広場に到着し、拍子木を叩くと子どもたちが集まってくる。当時は、正義のヒーローが出てくる物語が人気だったという。こうしたスタイルの紙芝居屋さんは、高度経済成長期、テレビの放送開始とともに減っていった。
初めての動物園が小田原城址公園だったから、お城には象がいるものだと思っていたなどという視聴者からのお便りを紹介した。小田原動物園は、昭和25年から去年12月まで営業していた。リクエストされた60年代の映像で、動物が映っていたのは1本だけだった。アシカの姿が収められた映像は、昭和40年のニュース。タイトルは「台風で逃げたアシカ、相模湾でつかまる」。小田原動物園から逃げたのか、別の場所のアシカが一時的に小田原動物園にいたのかは不明だという。昭和46年のニュース映像には、象の姿が映っていた。象はウメ子という名前で、約60年にわたり、親しまれた。台風で逃げたというアシカが撮影されたのは10月で、この年の9月には、大きな台風があり、甚大な被害が生じたことが新聞などに記されているという。アシカ舎は、海抜約29mで、海までの距離は1km弱あるという。城のお堀が海につながっているため、そこから逃げた可能性もあるという。小田原城址公園では、歴史を振り返る特別展が行われている。今月17日まで、午前9時から午後5時まで行われている。詳細は、小田原城址公園のホームページまで。
長野県の視聴者からのお便りを紹介。松原団地の写真を紹介。東京ドーム約13個分の敷地に324棟・5926戸という規模で建設され、スーパーや郵便局団地に隣接して、駅もあってこのエリアが1つの街のような感じだったという。かつて松原団地と呼ばれていた地域は、再開発により今様々な変化を見せていて、最寄の駅の名前も松原団地駅から獨協大学前に変わった。現在は新しく住宅ができたり、大きな公園や商業施設ができたりと新たなにぎわいを見せている。
東京の視聴者からのお便りを紹介。「カメラリポート」とは昭和41年から10年間、朝7時20分~7時35分まで東京ローカルで放送されていた番組。主に記者がリポーターとなって取材・報告する当時としては新しい形の番組だった。お便りをくれた田中武雄さんと電話インタビュー。田中さんは小学6年生の頃にこの番組に出たという。その時の映像を今回見つけ、この放送のためにデジタル化した。田中さんは映像は間違いないとしつつ、自分の姿を確認することはできなかった。
千葉の視聴者からのお便りを紹介。神奈川・川崎市の浮島町公園は反対側に羽田空港が見えることから、飛行機を見に訪れる人もいたという。お便りをくれたあきこさんによると、この滑り台は筒状の中に螺旋階段があって、そこから登ったとのこと。子どもたちに大人気で、ロケットをイメージした滑り台だったかもしれないとの情報もあった。大人になり懐かしくなって画像や動画を探したが、見つけることが出来なかったという。
東京の視聴者からのお便りを紹介。千葉・茂原市の「茂原七夕まつり」は昭和30年から始まった歴史あるお祭り。平成4年の来場者数は3日間で95万人を記録した。祭りの名物の1つには市内の企業や市民が参加する「もばら阿波おどり」がある。現在は2日間で開催されている。茂原といえば七夕まつりというほど町の人たちが大切にしている祭りだという。
古谷さんは「過去の自分との再会になったかもしれない」などと話した。
「チキンときのこのカレークリーム煮」の調理。鶏肉は2~3cmの角切りに。しめじは石づきを落として小房に分ける。たまねぎは薄切りに、パプリカは小さめの乱切りにする。ソースはカレー粉・砂糖・しょうゆを混ぜ合わせ、そこに生クリームを少しずつ入れていく。生クリームは混ぜながら加えることでダマができにくくなる。フライパンにオリーブ油を入れて中火で温める。フライパンが温まったら鶏肉を皮目を下にして入れていく。全体に塩・黒コショウを振って触らずにしばらく焼いていく。3分の2くらい火が通ったら鶏肉を裏返し、しめじとたまねぎを入れてサッと炒め合わせる。ツヤと油がまわったら白ワインとバターを加え、フタをして3分蒸し煮にする。3分経ったらパプリカとカレーソースを入れて、全体がふつふつとなるまで煮詰めたら完成。
エンディングトーク。投稿者の人が昔の映像やその当時のことを鮮明に覚えていることに驚いたといった話があがった。