高所メンテナンスのお金のヒミツに迫った。高所メンテナンスのプロに密着し、風車のメンテナンス作業を見学。風車上部に行くにはエレベーターを使用。タワーの頂上部分は高さ80m。作業はロープでぶら下がり、ブレード(羽根)とタワーの点検・補修を行う。基本的には作業が終わるまでは降りられず、昼食もぶら下がったまま取る。作業を行う際に使う充電式ドリルやカメラ、メジャーなど20種類以上の道具を身に着けているため総重量は20kg以上にもなるという。この方法でメンテナンスを行う理由は費用面で大きなメリットがあるから。仮に風車に足場を組んでメンテナンスを行う場合、作業台のついた高所作業車を用意する必要があり、1案件数本の風車で数千万円以上かかってしまう。しかし、この作業方法ではあれば同じ規模のメンテナンスで2人稼働300万円ほどで可能なのだという。