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「質量保存の法則」 のテレビ露出情報

ガーナ・アグボグブロシーは世界中から運び込まれたゴミであふれる。世界中の電子ゴミの約1%、約50万トンが廃棄し続けられている。ここで家畜と共に暮らす人々も存在する。アーティスト長坂真護さんはアグボグブロシーのゴミを使いアートとして生まれ変わらせている。長坂さんは6年前から活動を開始し、収益の大半をアグボグブロシーに住む人々に還元している。アグボグブロシーに住む人々はゴミを燃やし中から出てきた金属を売って生活している。有毒ガスを吸い込み30代でガンで亡くなる人も少なくない。ガーナの最低賃金の4倍以上を稼ぐことができるという。
過酷な現状を目にした長坂さんは、電子ゴミをアートに生まれ変わらせ現状を発信している。完成した作品は世界中で展示会を開き販売。長坂さんの収入は作品の売り上げの5%程度で、残りはアート制作の経費やガーナへの投資など。貧困と現状を打開する新たな仕事や事業を生み出す持続的なビジネスサイクルを作り出すためにこの活動を行っている。長坂さんは2021年現地にリサイクル工場を設立し、38名の正社員を雇用している。主な業務はスラムから回収したプラスチックゴミをカラフルなブロック材として再生・販売している。今年4月には炭化装置を導入。有毒ガスを排出することなく灰と金属に分解することができる。病気リスクの軽減や大気汚染の抑制が期待できる。

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