悠仁さまが通われる茨城・つくばの筑波大学。悠仁さまはほかの新入生とともに入学式に臨まれた。式が始まる前、隣の席の学生と会話を交わされる場面も。悠仁さまは幼いころから昆虫やその生育環境に強い関心を持ち、お住まいがある赤坂御用地などでトンボ類の生態調査を続けられた。悠仁さまが進学された生命環境学群生物学類では、生物の分類を調べる基礎的な研究から医療や食糧問題などを見据えた応用的な研究まで、幅広い分野を学ぶことができる。筑波キャンパスは、単一の大学キャンパスとしては国内で2番目の広さで、授業ごとに自転車を使って移動する学生も多い。悠仁さまは通学に時間がかかることから、しばらくはお住まいから車で通う方法と、大学の近くに借りた民間の集合住宅から通う方法を組み合わせて通学される。授業は今月14日から始まる。筑波大学生命環境学群生物学類・中野賢太郎学類長は、自分の軸を大切にしながらほかのものとの関係について気づきがある学び方をしていただき、幅広く人間性といったものを豊かにしていただきたいと話した。