埼玉・本庄市にある赤城乳業の工場は予約が取れないほどの人気ぶりとなっている。工場ではガリガリ君がお出迎えしてくれるだけでなく、時計がガリガリ君の形をしているなど装飾にもこだわりが見られ、2階には多くの子供が集まっていた。工場見学は無料なだけではなく、約20分にわたりアイスを食べることができるが、赤城乳業のガリガリ君以外のアイスも楽しむことができるのが特徴。そして、工場ではガリガリ君は「ガリガリ君 ソーダ味」が作られている。外のアイスと内のかき氷の二層構造が人気の理由となっているガリガリ君だが、まずは-32度に冷やされた型にアイスの元を入れると直ぐに外側が白くなっていく。外側が凍ったタイミングで内側の部分の液体を吸い出してかき氷を加えていくのだといい、氷も不純物のない1個135kgの純氷を砕きシロップと混ぜることで作られている。アイスは外側と内側で味を変えているのも特徴だという。これまでに「コーンポタージュ味」などのユニークなものを含め160もの味が生まれてきたガリガリ君だが、商品開発部は1年目には1000もの味のアイデア提案することが求められるのだという。
住所: 埼玉県本庄市児玉町児玉字下川原850-10