石破おろしの決着に向け臨時総裁選をめぐる最後の攻防が行われた。トランプ関税を巡る合意文書に署名した赤沢経済再生担当大臣。これを受けて金曜日、石破総理は「『トランプ大統領をぜひ日本に招待したい』という内容の親書を赤沢大臣を通じて届けた」と述べた。火曜日に開かれた両院議員総会。石破総理は総裁選後の党内融和や少数与党としての野党との調整により「自分らしさを失った」という恨み節。参院選総括の報告書では敗北の原因として物価高対策や裏金問題などへの反省が並んだ。自らの責任について石破総理は「しかるべき時にきちんとした決断をする」などと述べた。政治ジャーナリスト・後藤氏は「ある種の強気に転じたんだと思う」などと述べた。続投への意欲が“石破おろし”の動きをさらに刺激した。
