福井県・鯖江市からの中継。越前漆器は1500年の歴史がある。つや消しの漆が使われており、表面には刷毛の跡を残している。機能性も優れており、食器洗い機を使うことができる。従来の漆器だと使えなかったが丈夫な素材の器に硬い膜のできる漆を開発したことで実現した。伝統工芸士の内田さんは新しい越前漆器を開発した理由について「漆器って晴れの日に使われることが多いので普段遣いから家庭で毎日使ってほしいっていう思いで開発した。」などと話した。販売できなくなったC級品の越前漆器を使ってアクセサリーなども作られている。2階の工房の通路には出荷目前の越前漆器がたくさん並んでいる。工房には女性の職人さんが多く、全国の美術大学などから就職をしている。嶋田さんは新しいアイデアについて「普段遣いしてほしいという思いがあるので和食でも洋食でも使っていただきやすい形作り、傷の目立ちにくいような表面の作り方とかを色々工夫して考えました。」などと話した。外を塗る職人さんと中を塗る職人さんで分業している。室というものに持ちてを引っ掛けて漆器を乾かす。あすは大野市から化石発掘体験を伝える。