これから花火大会のシーズンになるが、この夏は中止する花火大会が相次いでいる。去年、足立区花火大会が4年ぶりに開催され、およそ74万人が来場した。また、去年103万人超を動員した隅田川花火大会。一方で、これまで花火大会の主催者側を悩ます問題もあった。花火大会が始まる前から道路に立ち往生してしまうことや、外国人観光客も増えるなどオーバーツーリズムの影響も出ている。KADOKAWA/ウォーカープラス調べでは、埼玉4会場、千葉3会場、神奈川1会場で中止が決まっている。円安で火薬が高騰しており、1玉あたり2~3割あがってるという。また人件費も高騰していて、足立区の花火大会では、警備費はコロナ前の約2倍する予定で、さらに英語を話せるスタッフ9人配置し、場内アナウンスも英語で呼びかけるなど対応するという。