これからの時期に心配されるのが豪雨による水害。増水した川への転落や洪水に巻き込まれるなど人的被害が発生することもある。足立消防署 綾瀬出張所には珍しい水難救助車がある。主に河川や海で発生した水難事象に出場。船外機と呼ばれるエンジンはプロペラで推進力を得る救命ボート用のエンジンと、潜水具が設置されている。今年度中には最新の水難救助車を導入予定、より迅速な救助活動が可能と期待されている。水難救助車で海難救助に向かう海難救助隊は2024年で発足50周年を迎え、現在は都内6つの消防署に設置されている。浮力をつけたフローティング担架は要救助者を水面に浮かせ運ぶ、枕は自動的に気道確保ができる仕様となっている。潜水具はウェットスーツの浮力にウェイトベルト6~10キロを着装して潜行する仕様で酸素など含め全部で重さ25キロとなるということ。二戸武さんは「近年温暖化の影響で災害が複雑かつ多様化してきている、どの災害でも安全確実に対応できるよう訓練に励んでいる。今後も都民の安全安心のため精強な部隊を目指す」などとした。警察・消防委員会では東京消防庁の様々な部隊の活動支援のため活発な審議を行っていくということ。
住所: 東京都足立区西綾瀬3-17-20
URL: https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-adati/
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